2022年10月2日日曜日

グラキリス発根管理


昨年末にはじめた(はじめてしまった)塊根植物


発根済手乗りサイズの現地球グラキリスを最初に購入、小さい実生株をいくつか購入、サボテンオークションでの現地球イノピナツム、エブレネウム、グラキリスまでいったところで未発根株に挑戦

4月から3つの株を発根管理してそのどれもが無事に発根したので忘備録も兼ねて残しておきます。

3つとも大きさは10cm未満、うち2つはSNSで繋がった個人輸入されている方から譲ってもらった株。あとひとつは発根済との記載で鉢植えで某ショップで購入したんですが抜いてみたら未発根でした(私の管理が悪かったのかもしれませんが発根済というにはチョロ根すぎた)。

全ての株は以下の手順で処理

主根を切る

半日乾かす

オキシベロン漬け込み 50〜100倍希釈 12時間

ベニカX 吹いてから 乾かす 12時間

ルートンとダコニール塗って

その後植え込み(スリット鉢使用、麻紐で固定)

水やりは晴れた日であれば即実施

50%遮光外置き(雨の日は室内)

乾いたら水やり(うちの環境であれば初夏から夏であれば4日間隔)乾燥を繰り返す

最高気温25-30

※発根管理中は葉が伸びてきたら全部切りました






ひとつ目(TOP写真1番左)は4/14植え込み5/24発根確認

その後プラ鉢に入れ替えて葉が多くなり株に張りが出て更にカチカチに。




ふたつ目(TOP写真一番右、下の写真右)は4/14植え込み5/29未発根6/23発根確認

プラ鉢に入れ替えた後は葉数が増える。株はずっとカチカチ。





みっつ目(TOP一番右)はなかなか大変でした。4/20植え込み、5/29未発根、6/30未発根で水耕切り替え、7/25リセット、9/3発根確認‼︎

この株は最初から葉がどんどん出てくるしすぐ発根するだろうと思ってましたがなかなか出ず、6月末には株が部分的に弾力が出てきたので水耕試すが毎日水替えるものの変化無し。

7月末には再度リセットでオキシ漬けしやや深く植え込み挑戦。気温も高く基本は外置きで雨の日だけ室内に入れて管理でした。








発根管理はヤキモキしますし色々気を使いますが、数ヶ月待って根が出ていた時の喜びはたまりません。

来年もまた春くらいから発根管理したいと思います。


発根した写真は以下(上から1、2、3の株)
















2021年10月25日月曜日

ENVE SES AR HANDLEBAR

ENVEのハンドル BAR SES AR INTEGRATED COMPACTをニューグラベルバイクに導入


そのグラベルバイクが納車され数百キロ走った感想としてハンドルがすこぶるいい。
カンパの油圧ディスクやチューブレス、シャマルカーボンなども組み込みそれぞれに良いフィーリングがあるんですが、このニューバイクで一番感動しているのがハンドル。

ハンドルを探している際にどうせならENVEにしたくて、今ENVEがどんなラインナップかを調べたところ最新版として見つけたのがこちら。

名前のAR=All Road

『数値流体力学を用いて開発、空気抵抗も考え抜かれた形状、ケーブル類全て内装。高い操作性が求められる地形を走る際に多くの安心感と優れた快適さをもたらす』

とか書いてる説明文とそのフォルム(見た目)でコレしかないってことで決めました。

手に入れたくてネットで色々調べたところ、どのショップも欲しいサイズの在庫はなく、どうやら日本国内に21年6月時点では入ってきてなかったぽいです(サイズ40は数店舗で発見)。そこで問い合わせたのが大阪・天王寺のmovement cycle。聞けば9月に入荷予定でそれを逃すと以降年内入荷はないってことでしたので即決で予約をお願いしました。

そこから待つこと2ヶ月。結局8月末に入荷したとの連絡があり、ちょうど帰省のタイミングにドンピシャでしたので直接大阪のお店で購入し受け取りました。ぶっちゃけこのハンドル以外考えられなかったので入手できて良かったです。 @movement_cycle


選んだサイズは42/47cm

カタログ重量は248g、実際に持つと恐ろしく軽く、8歳の娘も持った瞬間あまりの軽さに驚いてました。

このフレア形状が下ハンの握りやすさ抜群で、舗装路もグラベルの下りも安定感が異次元です。ハンドル上部のエアロ形状の部分も持ちやすく坂の登りの際の感触も良いです。普通にロードで使ってもめちゃくちゃ良さそう。私は身長177cmでハンドルサイズは今まで42cmが1番しっくりきます、一度44cm使いましたが落ち着きませんでした。グラベルメインなら広めを選べとありましたが42を今回も選んでいます。


フォルムのカッコ良さは見ての通り。ケーブル類も全て内蔵なのでスッキリ。@effectokyo




AERO ROAD BARと似ていますがAEROはハンドル幅が空気抵抗減を重視しておりかなり狭くオールロードに使うにはちと使いづらそうです(使ったことはない)。

実は長年乗ってきたKINFOLKのロードでも使ってるENVEハンドル。そちらはコンパクトのROAD STANDARD DROP。当時ENVEのハンドルラインナップはコレしかなった気がします。グラフィックもENVEロゴはホワイトですね。サイズは42/44ですのでドロップの3cmの差がここまで違うのかと実感します。


ENVEロゴのグラフィックは黒と白選べるくらいの遊び心があると良いなとは思いますが。

まだこのハンドルを付けてるバイクを見たことないのでレビュー残しておきます。







2021年9月28日火曜日

KINFOLK gravel

グラベルを快適に走りたいので太いタイヤでディスクブレーキでデカいギアが欲しい。



カーボンの完成車も考えましたが、やはりスチールで作りたいとなるとKINFOLKに相談というわけで作りましたKINFOLK gravel。
これでroad、cx、gravelと3台揃いましたKINFOLK🐇

当初はチタンだステンレスだと色々提案もあり模索しましたが結局は鉄。
仕上がったフレームを見るとやっぱ良いな鉄。
というわけで構想半年くらい、製作2ヶ月くらいで完成でした。

いつも迷いまくるカラーリングは過去にお蔵入りになったデザインを復刻してもらいほぼお任せで素晴らしい出来栄え。







コンポはディスクも迷わずカンパ。ウワサの13s EKARと迷いましたが、フロントはダブルがやはり安心という事でコーラスに。電動ではないですが油圧のカンパディスクは周りでもあまり見ないので良い感じ。

ヘッドパーツはChris King
ハンドル、フォーク、シートポストはENVE
妥協なきセレクト。ENVEのハンドルは最新のSES AR HANDLEBARを使いたかったので大阪の @movement_cycle にお願いして2ヶ月前に予約し無事ゲットできました。

サドルはカラーに一目惚れしたフィジークのtempo argoで石畳のクラシックレースをイメージしたカラー名はLes Classiques。

最後まで迷ったのがホイール。
当初はChris King hubでカーボンリムの手組みにしようかと考えていましたが、残念ながらカンパカセットをやめてしまったキング。ENVE foundationシリーズも候補でしたがこれまたカンパカセットなし。
こうなったらカンパコンポの強みを活かそうとシャマルカーボンにしたわけですが、このホイールがチューブレス使いには良さそうです。選んだグラベルキングSSがパキッとビードが上がりかなり相性良さげ。









そんなわけで完成したKINFOLK gravelバイク。
まだもろもろ調整をしながらフィット感を高めている途中ですが100kmくらい走った感じはめちゃくちゃ良さげです。

引きの軽い油圧ディスク。
幅広カーボンリムにチューブレス使用のタイヤは乗り心地最高です。
何より見た目が美しいカンパ。

車体組み上げは @effectokyo
KINFOLKの相談は @akira_hi
もろもろありがとうございます。







2020年9月1日火曜日

カーボンロード

『カーボンのロードにも乗ってみたい』

そんな事を思いつつ数ヶ月後、ひょんな事から出会ったG社の2013 DEFY ADVANCED SL

カーボンの知識がほとんどなかったので聞いた事あるS-Works Vengeと比べたらどう?と仲間に問いかけたところ


VengeはスポーツカーでDEFYはセダン』との回答。


ネットで見つけたAdvanced SL-Grade Composite ISPの説明によると

『プロチームがパリルーベで使うくらい優れた振動吸収性がありロングライドやブルベに異次元のパフォーマンス発揮などとの記載』


だったらスポーツカーよりこっちが好みだなと。


そんな経緯でほとんど乗られていない感じのカーボンロードを入手したんですが、どうしても気に入らないのがフレームカラーの赤黒白。



このくらいの年式のG社カラーリングは個人的には残念でしたので(最近のはカッコいい)友人にお願いし単色カーボン塗装へ


カラーはお気に入りの愛車カングーのグリメタンに。ロゴ無しのシンプル塗装でかなり好みに仕上がりました。



コンポは初期アルテグラDi2

初シマノ

Di2

10sのアルテグラですが軽いタッチでストレスフリーの変速

これは皆使うのに納得。めちゃくちゃ良い。


ホイールはクリスキング×H plus SUNの手組みを依頼。手持ちのピューターハブはカンパ仕様だったのでこれを機にシマノカセットに換装。


ここまでやってだいぶ好きな感じにまとまりました。カンパ好きですがシマノはやはり良いものだと再認識。


長く乗っても疲れが軽減される気がするし何より軽い。やっぱカーボンは軽い。


スチールとカンパが好きな気持ちは変わりませんがこのバイクはお気に入り。4000kmくらい乗りましたが快適すぎるので壊れるまで所有するつもりです。









2020年7月26日日曜日

久々のBlogger 久々のロングライド

アプリがなくなりBloggerは終わりゆくものだと思っていましたがまさかのデザイン変更。
もしかしたら使いやすくなってるのではと久々に投稿。


2020年7月24日はもともと東京オリンピック自転車ロードレースの日。
別にその日に合わせるつもりはなかったけどせっかくの4連休だし久しぶりにチームでロングライドをしようと企画していました。

当初の予定は八ヶ岳まで自転車で行って宿で一泊し帰路は輪行でビール飲みながら戻ってくるというもの。宿も電車の手配も終わっていましたが7月中旬頃のコロナ感染者数の増加によって自粛することに。そこで予定を切り替えて仲間と日帰りでロング走ろうとなったわけです。

行き先は私は6年ぶりの柳沢峠。数年前一ノ瀬林道を行くライドをしましたがその際は柳澤峠までは行かなかったので、峠のピークまで行くのは6年前の(伝説の)Rapha大月ライド以来。

自転車は最近手に入れたGIANTのDEFY ADVANCED SL1という2013年の古いもの。欧州クラシックレースの過酷な路面状況に対応する優れた振動吸収性が素晴らしい(当時)が自分の乗り方にあってるんではないかと格安にて入手。ほとんど乗られていなくて状態もよく初代アルテグラの電動があまりに快適でほぼ即決でした(10sですが)。

ただ残念なのはそのデザイン。最近のGIANTはデザインも良くて結構いいなーというものも多いのですがこの時代のはいただけないです。というわけで全塗装をしちゃったわけですがここまで書いて、そういやこの新しい自転車のブログも別に残しておこうと思ったので詳細はまた後日にします。

そんなわけで朝6時に立川を出発して、途中雨もポツポツしながらも概ね曇り空で走りやすい日でした。4連休でしたがコロナ報道と雨予想もあって車もそこまで多くなく自転車乗りも少なく快適なライド。
青梅を経由して途中コンビニ休憩にてバテレビールを見つけテンション上がり、奥多摩湖では突然のサポートカー出現、今川峠を超えて道の駅丹波山でソフトクリーム食ってからはずーと登ってピーク手前のはまやらわで食べたかったわらび餅にありつき柳沢の茶屋では肉うどんを。あとは帰路のダウンヒルを楽しみながらトレイン組んで走って、最後は行きに見つけたコンビニで各々持てるだけバテレの缶ビール買って16時過ぎには帰宅。パンクなどトラブルは何もなく終始サドルトークを楽しめた166Kmのロングライドでした。コロナでグループライドは数ヶ月自粛していた期間もあったのであらためて仲間と走るのは良いなと実感。また行きましょう。

グリメタンのバイクの紹介はまた(Blogタイトルを脅かすシマノ組です)。
写真はすべて突然現れたサポートカー@do326 Thanks!